2010-女性の非正規雇用の増加と女性の社会進出

Q :

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Ans :

日本の65歳以下の労働年齢人口は、減少に転じています。

より、今まで、労働者として対象外であった方も、一億総活躍とか言って、勤労に駆り立てています。 今まで労働者でなかった方とは、子育てで仕事を離職してその後、仕事をしていない方とか、定年以降で再度仕事をしたヒトなどです。

このような方々は、どうしても低賃金から仕事を始めることになりますし、実際に、正規雇用よりも、パートやアルバイト的な仕事を求めていたりします。

アベノミクスの効果として、非正規雇用が480万人?増えたという統計があるが、いままで働いていなかったヒトに働く場所があることは、良いことと思われます。

もともと、女性の社会進出は、男女雇用機会均等法が始まりで、 これも、1990年より前は、労働者として対象外であった女性を、勤労に駆り立てることで、GDPを押し上げようとする資本主義的な思想です。

本当に、それが女性にとって良いことかは不明です。が、女性が男性と同等に社会にて活躍できるように整備されていきました。今でも、新内閣に女性の大臣が2名じゃ少ないとか、コメントされる方がいます。

女性がパートで働くことが、女性の社会進出とは、言わないような気がします。女性が、女性の持っている才能を生かして、社会にて、その才能を存分に発揮できることが、ポイントでは。

子育てのブランクで、結婚前までに身につけていたスキル等を活かせないパートに就くことは、社会進出とは言わない。

経済学的に見ると、雇用改善されており、アベノミクスは成功です。 GDPは、計画よりは伸びていませんが、マイナスではありません。

社会的に見ると、西洋の影響で、女性も高齢者も一億総活躍を、あたかも、女性にとっても高齢者にとってもいいとされていますので、それは成功だと思います。

が、本当に女性が、スキルを活かせているのかとか 本当に高齢者が、生きがいを持って活躍できているのかとか を、考えて、社会全体で、解をみつけていくしかないですね。