2011-民主主義マインド

Q :

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Ans :

マインドは、ご指摘の通りで良いとは思いますが

そのマインドでは、経済が豊かにならないという問題が発生して、現在は、資本主義が、良いと考えられています。

ただ、経済が、完全に電子化されて、物品の量と貨幣の量などを、ITでMonitorして、インフレにならないように調整したり、 物品の生産が、完全に自動化されて、物品の量が、需要に応じて、適切に、自動的に生産されるようになれば、 計画経済でも、かなりうまく制御できるようになるのではと思います。 後、20年後には、かなり社会主義よりな、修正資本主義になるのではと予測します。

社会主義は、生産設備や労働力を、共通資本として、 頭のいい誰かが、計画・統制して、労働力を割り当てて、生産して、計画にあわせた生産量を供給します。が、基本的に、未来は、現代の科学では予測できず、どうしても計画ミスが、発生します。が、ヒトは、現状維持バイアスなどの認知バイアスがあるために、どうして、その計画のミスを修正できず、計画経済は失敗に終わりました。

資本主義の基本となっている、私有財産、市場競争は、 各市場への参加者が、自己の私有への欲望、貨幣への欲望、安全安心安定への欲望に突き動かされて、独自に事業を個別に計画して、個別に労働力を調達して生産して供給します。供給量は、市場の需給バランスで調整されますので、各人、市場の中で納得して、取引を成立させます。で、市場での競争についていけない場合は、その市場から退場します。計画ミスも、認知バイアスも存在しますが、そのミスは、個々人の失敗ではあるが、経済全体の失敗にはなりません。これは、市場を介することで、個々の判断の集合体としての知(集合知)を利用していることに他なりません。

集合知を使った方が、経済を安定的に、運営できることが、歴史の中で、今の状況です。今後、この集合知をどう獲得するかに、ITが使われ、目標(計画値)と、現状(Facts)を瞬時に、統計し、修正することで、計画を適宜修正いながら、共生共存の社会を形成するようになると、良いですね。

生産性は、農産物や工業製品の生産量を効率的にする という視点では重要です。

特に、工業製品は、自動化、効率化による生産性向上が、かなり大きく反映できます。

高度成長期、農業生産に携わっていたヒトが、工業生産に移動し、その生産の中で、標準化、自動化、分業化が進むことで、全体の生産性が大きく伸びました。

工業製品、農産物は、在庫として取って置けるので、生産性をあげるとそれで増やした生産物は、在庫することができます。在庫は資産ですから、適正量以上に増やすのは意味はないですが、適正量を生産し、在庫で需要とバランスさせることが可能です。 jee54321さん

2020/10/3 9:54

現代は、第三次産業(サービス業)が、人口、生産量(金額ベース)で、各々70%以上を占めています。

サービス業は、ヒトが、サービスするタイミングで発生する場合が多く、在庫ができません。より、生産性向上した場合に、余った在庫は、捨てるしかない・・・つまり、余ったヒトは切るしかないのです。

で、ヒトはバカではないので、ヒトが余りすぎないように、 わざと、生産性を上げないようにしています。

それが、「生産性は低くてもいいじゃないか、最低限、たべていければいい」というジョブ・シェアな考え方です。

グローバルでの最適化は難しいですが、 資本主義は、ジョブ・シェアな考えに移行して、継続すると思いますよ。