2101-国債を借換できなくなる状況

Q :

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

Ans :

国債を発行しても、借換えができれば、その国債は返せます。

借換えが、できない状態になれば、問題が発生します。

借換えが、できない状態に、自国建ての通貨ができなくなることが、結構、難しいのかなぁと判断します。

が、極端の社会状況を想定すれば、未来は予測できないので、起こらないとは断言できません。

ちなみに、 現在、日本銀行が、民間銀行から、国債を買い取っていて、50%を日銀が保有しています。

借換え時も、日本銀行国債の買い取りを、裏ですることを期待させれば、民間銀行が、借換えの国債を購入し、すぐに日本銀行が買い取るというスキームが成り立ちます。民間銀行は、日本銀行が買い取るときの差分で利益を出せるので、問題なく買い取ります。

という感じで、自国通貨建ての国債が、借換えできないということは想定しにくいなぁと思うのです。

また、既に50%は日銀が持っています。その50%の国債分は、政府は、国債を持っている日銀におカネを返します。これも、いざという場合に、政府が日銀におカネを返せなくなるというのは想定しにくいと、感じます。国債を発行しても、借換えができれば、その国債は返せます。