2101-日本での格差の発生

Q :

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

Ans :

私見で・・・

1990年代に、バブルがはじけました。が、その頃の住宅価格の高騰を受け、雇用者の給与水準を上げました。日本の雇用慣用では、上げた給与水準を下げることができず、水準を維持したまま、企業は、既存の雇用者を抱えるようになりました。

団塊の世代から上は、バブルの前に住宅を購入し、その後、高い水準の給与を貰え、2020年、現在、70歳以上が、個人の金融資産の80%を占めるようになっています。が、この世代は、年金が所得で、貯蓄を取り崩して、生活していますので、所得水準は低いです。

バブルで、給与水準が上がったが、1998年の金融危機までは、企業は給与水準を下げずにいましたが、2002年の小泉内閣の頃、企業は、高い水準の給与は支えきれず、そのしわ寄せが、

氷河期などを生み、労働者の流動性を促進する政策に反映されました。

これにより、派遣労働に固定される層が生まれ、給与水準が徐々に下がりました。

アベノミクスでは、一億総活躍をうたって、子育ての終わった主婦や60歳以上に、活躍を促しました。それにより、480万人の雇用者をふやしました。が、この方々は、パート等の労働者であり、さらに、給与水準を下げることになりました。

つまり、2000年代から給与水準が下がった、派遣労働者が生まれた、一億総活躍でパート等が増えたことにより、所得水準が下がったために、不平等率が上がった。

・・・・私見です。

バングラディッシュと、パキスタンは、継続的な成長で、中間層が生まれたみたいです。スウェーデンは、福祉国家の政策がうまくいっていると思われます。