2009-QA::景気回復のためにお金を使う

Q :

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

Ans :

国の産業が持つ供給力に対して、企業、家計の需要が足りていないと言われています。

つまり、供給力が余っています。それで、供給しているモノが、売れずに、そのモノの価格が低いままです。モノの場合は、在庫になりますが、ヒトの労働の場合は、在庫できないので、給料が上がらないなどの状況になりました。

ただ、労働年齢人口の減少により、人手不足になり、労働単価の上昇、失業率の低下が起きています。

徐々に、供給力過多の状況は解消されつつあるようです。

供給力と消費の差が埋まってきたので、次は、消費を活性化するのが、景気回復のためには、重要です。

国民の4割以上が、65歳以上の高齢者で、年金暮らしで、貯金を切り崩して生活しているため、なかなか消費が活性化されません。

20歳以上の層や、子育て世代は、基本的に、稼いだおカネの8割近くは消費に回す傾向がある。この消費に対して、前向きな世代が、消費することで、景気回復が促進されると判断される。

そのためには、その世代に、もっとおカネを使ってもらうようにする必要がある。(給料を上げるとか、残業代を出すとか)