2009-QA::市場経済のメリットとデメリット

Q :

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

Ans :

市場では、需要量と供給量によって、取引が均衡するというメリットがあります。 需要側(消費者)と供給側(企業)で互いに納得するところで、均衡するので、経済資源が効率的に活用できる。

ただ、それは完全競争市場の場合です。独占や寡占などで、企業は市場を有利にしようとしますので、独占・寡占に対処する必要があります。 GAFAが独占状態で、例えば、Amazonは税金を払わない分、配送無料などを実現しています。が、楽天は、配送無料分を店子に押し付けようとして反発され、配送無料を実現できません。強いところが、徐々に市場を支配していくことになります。 市場で競争力を上げるには、コスト競争力があることが重要になります。資本主義と科学技術が発展する中で、資本設備の準備が、コスト競争力を上げる重要なファクターになっています。

例えば、個人経営の漁師でも、最新の魚群探知器や巻き上げモーター等で大きく漁獲量が変わっていきます。より、漁師さんは、漁船に5000万円〜数億円、投資していると聞きます。

市場経済では、資本投資しないと、その市場から退場せざるえないのです。つまり、市場経済は、弱肉強食になりやすことが問題です。

以上