2010-企業の倒産、新陳代謝

Q :

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Ans :

新型コロナ前のアベノミクスの成果で、 失業率、求人倍率などが、かなり良くなりました。

そのような状況では、あるゾンビな企業が破綻しても、その従業員は、 自分のスキルにあった産業に移動して雇用されることが可能です。

今は、小泉内閣下の竹中平蔵氏のおかげで、 派遣などの形態での雇用の流動化が促進され、 今は、分野によっては、転職に対するサポート等を事業として行っている企業がたくさんあります。

ただ、大不況で、多くの企業が倒産し、セイフティネットがそれを支えられない場合は、失業者があふれる、企業が採用を控えるために新卒での正規雇用が減るなどが想定されます。

新自由主義的な視点では、ゾンビな企業にヒトを固定するのは、 経済の非効率化を招き、本来、人的資源を有効に活用するのであれば、 ゾンビな企業から、ヒトを解放する方が良いのです。

ただ、その際に、失業による経済非効率が発生するが、それを、 政府が支援することが前提です。

今回、新型コロナなどで失業者が増える可能性がありますが、 これを機に、ゾンビな企業から新しい成長分野にヒトが移動するよい 機会になるかもしれないです。