2101-社会の安定に向けた対応

Q :

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

Ans :

社会を安定させるとは、以下。

①物価を安定させる(極度なインフレでもデフレでもない) ②雇用を安定させる(失業者があふれた状況にしない、完全失業率2%を目指す)

近々の話をすれば、 インフレターゲット2%を決めて、異次元金融緩和を日銀がしましたね。結果は出ませんでした。 ただ、失業率は、2.2%まで下がりました。

このような政府による社会の安定は、難しいですね。 政府による介入は、ひずみを生むと考えるのが、新自由主義ですが、 新自由主義イデオロギーは、トンデモで、その結果は、 1%の資本家が、50%の富を蓄積し、 強欲な金融資本が、世界のGDPの3倍まで膨れ上がった という状況です。

バブルは、銀行の貸付が、法規制の穴を見つけて、株や不動産に大量に 流れこんでおきました。 先の戦争は、世界の植民地主義の中でブロック経済政策が行われ、 資源を持たない国が、資源を輸入できなくなり、植民地を求めて 拡大したために起こりました。

人は、正常性バイアス、確証バイアス、同調バイアスなどの認知バイアスがあるために、誤りを途中で修正できないので、誤った状態のまま、そのまま破綻まで進むことがあり得ます。

日本は、特に、同調バイアスが強いのかもしれないですね。