2101-モノの値段があがる

Q :

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Ans :

最近であれば、値段があがっている製品は、コストプッシュですね。

輸入材料や輸入肥料や輸入飼料の値段が上がってコストがかかり、その影響が製品価格に反映て、食品の内容量のg数や個数が減ったりしています。

============ ちなみに、昭和の時代に比べての話なら、

生活水準が上がると、生活コストが上がるため、その生活コストが、 モノの値段に反映されます。モノの値段は、需要と供給で決まりますが、 基本、供給者は、そのモノを作るうえで必要となる原価(材料費、人件費など)に利益をのせて販売します。そうしないと利益がでないから。 利益がでないと、ビジネスを維持できませんので。

人件費は、その労働者という商品が、生産活動を維持できるように賃金が決定されますので、生活コストが上がると労働者の賃金も上がります。

より、生活水準があがっていくと、モノの値段も上がります。

で、先進国は、途上国と生活水準が違うために、人件費で太刀打ちできなくなり、製造業などで、海外生産が増えました。生産機械とエネルギーと材料・部品があれば、機械が自動化されているため、途上国でも、品質を維持できるので、中国製の安いコモディティ製品が世界を席巻しました。

近年でも モノによっては、安くなっているし、 卵のようにほとんど値上げされていないものもあります。