2010-民間の借金が増えること

Q :

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Ans :

良いことです。

借金(信用貨幣)により、経済全体に、おカネの量が増えるのです。

民間銀行は、民間企業や民間個人におカネを、万年筆マネーで貸すことで、ビジネスをしています。それにより生まれる信用貨幣が、経済の90%の貨幣になっています。つまり、借金がないと、市場にお金が回りません。

信用貨幣は、利子分だけ、借り手は増やして返しますので、 借り手は、利子分だけ、生産量を増やします。つまり、利子分だけ、経済が成長するのです。

ただ、それは、セイの法則が成立する時期だけです。生産すれば、需要が喚起される時代がありました。モノ不足、モノに対する欲求が高い時代です。

今は、モノあまり、モノに対する欲求が低くなっていると言われています。 より、お金を借りて、生産量を増やすことに、インセンティブがない時代になっています。

で、日本企業は、海外にて生産し、販売する戦略になっています。が、海外にて生産し、海外にて販売しても、得られるのは、貨幣は、ドル建て。 ドルで得た利益を、円に換えないと、日本では使えません。が、ドルを円に換えると、円高になるため、それが、販売コストに跳ね返ります。より、企業は、ドルのまま運用します。つまり、いくら海外で儲けても、円に換えれないため、日本国内には、還元されないのです。

話がずれました。

日本国内で、借金が増え、その借金で、生産量が上がるような、設備投資が日本国内にされれば、経済が循環し、景気は良くなります。