2010-需給バランス

Q :

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Ans :

個々の取引は、買う側それぞれが、適正と思った値段なら購入し、適正でなければ買いません。売る側は、適正と思った値段で販売し、適正でなければ値段を上げたり、下げたりします。

個々の取引(deal)は、その瞬間瞬間で、適正な価格で行われます。

売る側の方が、情報を多く持っているのが一般的で、有利です。情報の非対称性と言います。売る側は、情報の非対称性を利用して、利益を出そうとします。それは、適正な利益の範囲内であれば、許されます。

需要と供給は、そのような個々の取引を、後から、マクロで見ると、需要側の量と、供給側の量が、ある価格をもとにバランスしているというイメージ論です。

個々の取引で、利益を出したいなら、経営学のコスト構造などをもとに、市場競争力を如何につけるか、ブルーオーシャンに如何に乗り出すか等がポイントになるかと感じます。

需要と供給のバランスは、ミクロでは、経済資源(ヒト・モノ・カネ)を如何に効率的に、利用するかという考え方に発展させることができます。ミクロ経済学を理解するには、需要供給のバランスは、ベースとなる思考になります。

インフレ、デフレは、マクロ経済なので、貨幣量と価格の関係で、需給曲線が出てきたのかと思います。これも、イメージ論で、貨幣が多ければ、ものの値段は高くなるということを示しています。より詳細な説明もありますが、まずは、イメージでいいかと感じます。