2010-収益増と人件費増

Q :

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

Ans :

景気が良くなって、収益が増加する企業が、従業員の賃金を上げて、 景気が良くなる分、インフレが進んでも、従業員が困らないようにできる。

が、 景気が良くなっても、収益が増加しない企業は、従業員の賃金を上げられない。それは収益が増加していないから。で、インフレが進んでも、従業員に必要な金額を給与として支給できない。

この場合、収益が増加していない企業は、ゾンビな企業であり、ゾンビな企業にいる従業員は、より給与のいい企業に移動していくべきです。

基本的に、企業の生産性(収益)は、年率2%以上は向上していかないと、競争力を保てません。資本主義の競争社会では、生産性は、本来、毎年、少なくても2%は向上しないとダメなのです。

従業員のスキルの成熟化、科学技術の向上で、年率2%の生産性向上は普通に可能です。

生産性向上で効率化しているのに、収益が伸びないのは、ヒトが多い、設備が多いなどの問題からです。この場合、事業をrestructuringするべきです。

最近は、景気がいいうちに、人員リストラを行うのが流行りです。SONY等で行われました。