2010-国債発行と増税の根拠

Q :

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

Ans :

高齢者の医療を補助するために、財源が全く足りていません。

その医療費を、国債でまかなう・・・というと、今まで、財政を組み立ててきた論理が崩壊するのでは。。。

で、プライマリーバランスが必要で、そのためには、保障のために、消費税を増税するというストーリで、国民に説明したいのだと思います。

確かに、高齢者が医療補助を受けるのに、カネがないなら死ななければならない・・・というのは、社会的倫理で、通らない。

ただ、実際の社会保障の財源的には、5割負担で、85歳以上は、早く死んでくれ・・・という財源しかない。これを、国債でまかなうと、社会保障全体が国債でいいのではないか・・・という論理になってしまう。

で、財源がないと社会保障が破綻するという論理になる。

本来、国債は、経済成長のために発行するべきで、死んでいく人のために財源を確保するものではない。

ただ、おカネには色がついてないので、・・・難しいね。