2010-MMTとケイジアンの意見の違い

Q :

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

Ans :

ケイジアンは、 財政出動で、クラウディングアウト効果、マンデル=フレミング効果を言及しているが、

MMTでは、実体としてその内容を否定しているので、その部分に政策意見に違いがあると思われます。

MMTは、政府が(日本銀行と協同で)通貨発行の主体であるので、 その視点は、ケイジアンにはないのでは。あと、通貨そのものの位置づけもケイジアンとは異なるのかと認識します。(政府への税の支払として通貨があるので、経済に含まれる主体者は政府の発行する通貨を使う・・?みたいな)

MMTを勉強中なので、私見です。


経済学は、数式で、経済モデルを作って、そのモデルをもとに論じるところが科学であり、主流であるという考えがあるようです。統計的に経済指標を評価して、それをモデル化するというところが、学問であるという感じです。

ピケティ教授は、経済史学的な調査により、g<rを証明しましたが、

MMTは、もっと実体に即した金融プロセスを重視して、議論を進めているように思いました。