2011-労働の義務

Q :

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Ans :

西欧人は、労働することは罪の償いであるという考えがあります。 基本、労働をせずに、奴隷をこき使うのが貴族の嗜みでした。

日本の場合は、温帯の島国であったため、 温帯ジャポニカ米を栽培するようになり、この米は水耕であった ため、恵みを得るのに、労働が必要でした。

熱帯の場合は、果実などが多く、農耕は不要でした。 乾燥帯、寒帯は、農耕が不毛なので、狩猟でした。 大陸は、民族間の覇権が不安定でしたので、奴隷に農耕させるようになっていきました。

つまり、温帯の島国は日本だけで、日本だけが 自然の恵みを、労働、勤労の対価として得る文化になりました。

で、昭和に、憲法を定める際に、GHQから押し付けられた憲法に、 「勤労の義務」を付け加えたそうです。

国は、日本の文化としての勤労を尊ぶ心を憲法としたのです。


勤労の義務とは、 働かざるもの食うべからず・・ということです。

この働いていない者とは、ヒトをこき使ってお金を得ている資本家、地主を指しています。