2011-社会科学の理解の方法

Q :

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

Ans :

Factsを前もって知らないと、社会科学はうまく把握できません。

High Schoolは詰め込み暗記で良いですが、社会科学の対象となっているDomainのFactsに目を向けましょう。

とはいえ、過去の先人が脈々とつなげてきた体系(System) があります。 Domainの表現するための言葉があります。 先人が観察Observationし、発見Discoveryしてきた 原理 Principleや Patternがあります。

その肩の上に乗った方が、次のステップに速く進めます。

すべての勉強に言えますが、分厚い本を、順番に1ページ1ページ、精細に理解しようとすると時間がかかります。

まずは、コンパクトな薄い初学向けの入門を、通学の行きかえりで、1時間くらいで、通して読むの良いでしょう。新書とかにも良い本はいっぱいあります。

最近は、漫画で、知識を与えてくれる本もいっぱいあるので、そういったものもでも良い。敷居を下げてくれる。

知とは、無から理解していくものではなく、自分の今まで生きた中で、大脳の中に存在している情報に結びつけて、始めてその情報は、自分の中で分かったという状態で、定着します。

つまり、分かったという状態になるには、自分の既に蓄積している情報と、結びつく必要があります。高校の政治経済の教科書や使っていた参考書などをノート代わりにして、大学で得た情報を、書き足していくと、過去の自分の知識と結びつくようになるかも。

まずは、ベースとなる薄い本を通して読むことを、お勧めします。教授に、良い本を教えてもらえばいいのでは。