2012-Who-is-MMTer
Q :
Ans :
MMTは、非主流な経済学派で、ポストケイジアンの流れを汲んでいる。
貨幣に対する考え方(貨幣理論)が、他と違う部分がある。
- 中央銀行、民間銀行の業務プロセスにあった「貨幣」(信用貨幣)を定義。貨幣は負債の一形態であるとする。
- 金本位でない名目貨幣の信用が、政府による租税によるという考え(租税貨幣)。最終的に、政府に税金として国民が支払うのに使うので、その貨幣が信用を持つ・・てな感じ。で、政府が、財政出動で、貨幣を使うから、国民にその貨幣が渡され、国民はその貨幣を納税することができる。Spending Firstな考え。
- 貨幣は、ヒトが借りるから発生するという内生的に貨幣が供給されるとする。
上記により、政府がSpendingしないと、市場におカネが回らないとし、政府がつかった分が、租税として帰ってくるとする。市場が停滞しているときは、政府がSpendingするべき。
借金が貨幣なのだから、貨幣を作るには借金をするしかない。より、政府が 貨幣を作る際には、借金をしないと作れない。
政府は、市場におカネが回らず、景気が活性化されていないなら、いくらでも市場にお金を回すべき。
てな感じかと