2101-おカネはどこに

Q :

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Ans :

年金世代は、年金と貯蓄の取り崩しで生活しており、不況でも使えるお金は変わりません。が、高齢者は、自粛で、支出が減ったのではと推測されます。つまり、貯蓄が使われなくなっている思われます。

新型コロナ下で、影響を受けた方々は、収入を落としていますので、つらい状況ですね。持続化給付金とか、家賃補助とかでしのいでいると思われます。 持続化給付金や家賃補助は、そのまま、銀行への借金返済や家主への家賃として支払われます。家賃補助は、家主へ家賃と支払われ、家主はそれを建築費用とかで借りた借金の返済として銀行に支払います。 つまり、事業主や家主は、銀行から借金をしており、その返済をしないと、不渡りを出すことになりますので、銀行に借金を返済しています。

失業された場合は、失業手当などでまかなうと思われますが、失業者は手当をほぼ生活費として支出しますので、市場でそのお金は消費されます。

以上を鑑みると、 フローとして減った量は、貯蓄から補填されはするが、貯蓄からはすべて補填できないため、GDPが減る。その減った分は、銀行に返済され消滅している。本来、銀行が新たな貸し出しで、信用貨幣を増加させていくべきだが、新型コロナ下で先行きが見通せず、新たな貸し出しが増えていないのではと推測される。