2011-アベノミクスの課題点を検討する

Q :

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Ans :

アベノミクスでは、 失業率が低下し、完全雇用に近いところまで実現しました。 一億総活躍を推進して、今まで働いていなかったヒト480万人に雇用を生み出しました。

が、異次元量的緩和で、 円安 株価上昇を招きました。

円安は、グローバルな製造業で、ドル建てで利益を出している企業を、円建てで計算することで、利益が上がったように見せかけました。が、ドル建ての利益は、ドルでしか運用できず、日本国内は円しか使えないため、その利益は、日本国内には還元されませんでした。

円安の場合、資源輸入国、食糧輸入国である日本の場合は、 輸入原材料のコストが上がるため、コストプッシュのインフレが起こることになり、それもあって、デフレを脱しましたが、そのメリットは、国民にはありません。

株価上昇は、株式を運用している層にもメリットがありました。

円安と株価上昇は、確かに、庶民にはあまりメリットがないですね。

財務省主導で、社会保障の財源確保のために、消費税が5%から10%にあがりましたので、それも、庶民の消費を縮小させました。

菅政権は、アベノミクスの課題点をきちんと分析して、 新型コロナによる景気低迷から脱出できるよう、政策をしてほしいね。